左脳開発でコミュニケーション力を高める【左脳開発で人間関係を作る】 |
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左脳と右脳が違う役割を果たしていることは、みなさんご存じでしょう。
左脳は、論理的思考をする役割を果たし、コミュニケーションをする上で、絶対に必要なものです。つまり、コミュニケーション力を高めるためには、左脳開発が不可欠です。
例えば右脳には、たくさんの映像データが記憶されています。それまでに出会った人の顔や姿、行ったことのある場所や風景を覚えていて、知人を見かけた時や知っている風景に出合った時に、「○○を発見!」と知らせます。でも左脳はたくさんの情報を処理しているので、その能力が低いと、右脳からの情報を効率よく処理することができません。つまり、どんなに右脳が発達していても、左脳開発ができていなければ、意味がないということです。いやむしろ、右脳の能力を台なしにしてしまう可能性すらあるのです。
理解力の差は左脳にあり
コミュニケーションの多くは、言葉や文字によって行われます。実際に会って話をする時や電話では言葉を聞き、メールや文書では、文字を認識します。言葉を聞き、文字を見るのは右脳にもできる役割ですが、そこに意味を見出して理解し、発展させるのは左脳の得意分野です。
同じことを聞いても、その理解力に違いがあり、それを実際に役立たせる能力に違いが出るのは、左脳の能力差が大きく関係しています。特に日本人は、物事をストレートに伝えず言葉の裏を読んだり、感じとったりする能力が重要です。つまり、コミュニケーション力を高めるには、左脳開発が重要という図式が成り立つのです。
メールを読み解く左脳の力
特に最近は、パソコンや携帯電話が発達し、文字によるコミュニケーションが重要となってきています。若い人が使う"顔文字"は、厳密にいえば"絵"ではありません。文字を組み合わせて絵のように仕上げたものです。中には、それを見た時、「これは何?」と理解できないものも少なくありません。実際に顔文字を見慣れている若い層に比べ、年齢の高い人は理解できる顔文字が圧倒的に少ないものです。
さらに、文字の中に絵文字を組み込み、そこに意味を込めるのも、若い人には当然のコミュニケーション手段です。好きという気持ちを伝えるのにハートマークを使い、焦っていることを表現するのに汗の絵文字を使えば、それで十分に気持ちが伝わるのです。
これらを理解するには、左脳が十分に働かなければ難しいこと。年を重ねた人が、左脳開発できていないというわけではありませんが、新しく発達したメールを使ったコミュニケーションに役立つ左脳開発を、積極的に行う必要性があるのは否めません。
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