会話法で聞き上手になる秘訣【会話法をマスターしよう!】 |
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会話は、複数の人が好き勝手にしゃべっているわけではありません。話のやり取りで成立しています。会話法は、いろいろありますが、簡単にいえば、話のやり取りをスムーズにする方法です。
一方的に話を聞くのは、実に退屈で、意外に大変な作業です。学校の授業で眠くなってしまうのは、そのためです。
会話上手、話し上手は、聞き上手だと言われます。相手の話をよく聞き、適度な相槌を打ち、合の手を入れることで、相手はますます話がしやすい状況になります。
ときとして、絡みづらいと言われる人がいますが、彼からは典型的な聞き下手さん。相手の話をきちんと聞くことができないため、返答がずれてしまい、会話が長く続かないのです。
繰り返しが基本の明石家さんまさんの会話法
一番簡単で、誰でもできる方法は、明石家さんまさんの会話法だと言われます。話が面白く、テレビでも引っ張りだこの彼の会話法が、とても簡単とは少し驚きですが、それを極めることで、誰もがあの地位を確立できる可能性を持っているのですから、身につけて損はありません。
明石家さんまさんの番組に出演するのは、素人だったり、女優さんだったりと、あまり話すことが得意ではないケースも多くあります。それでもさんまさんは、上手に話を聞き出し、楽しい番組に仕上げるのです。
明石家さんまさんの代表的な会話法です。
ゲスト:「彼と散歩をしていたら、大きな犬に会ったんです」
さんま:「彼とのデート中かぁ。え~やん。ほんで、犬に会ったんやな。で?」
ゲスト:「その犬が、とにかく真っ白で、キレイで」
さんま:「真っ白な犬。ええやないかい。それで?」
これを見て変わるように、基本は復唱です。多少の言い替えはあっても、基本はそのまま繰り返しているにすぎません。でも、この会話法では、相手は「自分の話を聞いてくれている」という実感があり、次の話がしやすくなるのです。
聞き上手が話を盛り上げる
上記の例を見て分かるように、会話を弾ませるポイントは、相手の話を聞くことにあります。話をする側としては、相手が興味を持って聞いてくれているかどうかが気になりますので、キチンと聞いて、楽しんでくれていると思えば、次々と話をしたくなるのです。つまり、聞き上手が、究極の会話法ということです。
会話法とは、覚えてしまえば簡単で、誰にでもできるものがほとんどです。とても難しく、特別なスキルを必要とするものの方が少数です。
また、こういった会話法があることを知ることで、自分に自信がつき、話がしやすくなり、その時間を楽しめるようになります。円滑な人間関係のためにも、ぜひ簡単な会話法を身につけてください。
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