自己暗示術を実践して前向きになる【自己暗示術で自分を変える】 |
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自己暗示術は、非科学的なものだと思っている人もいるようですが、多くの人が実践し、前向きな心を手にしている有効な方法です。
私たちは、何かに悩んだり傷ついたりしているとき、周りの人にやさしい声をかけられても、それを素直に受け入れられないことがあります。それどころか、「他人事だと思って、簡単に言わないで」と、嫌悪感につながることもあります。
また、励ましのつもりの、「がんばって」という言葉がプレッシャーになり、ますます自分を追い込んでしまうこともあります。
そんな状態から脱し、前向きになれるのは、自分で自分を前向きにするしかありません。そんな時に役立つのが自己暗示術。誰の力も借りず、ひとりでこっそりできるので、気分が落ち込んできた時にすぐ活用し、いつでも前向きで楽しい毎日を手に入れられます。
口癖を変えれば前向きになれる
一番身近で、無意識のうちにやっている自己暗示は、口癖だと言われています。後ろ向きで人生を楽しめていない人の口癖は、やはり後ろ向きでマイナス発想です。逆に、何にでも意欲的に取り組み、前向きにとらえる人は、口癖も前向きなことが多いのです。
口癖は1日に何度も口にします。そして、知らず知らずのうちに自分に暗示をかけているのです。こんなにもったいないことはありません。口癖をまったく言わなくなるのは難しいこと。それであれば、意識的に前向きなことを言うようにしたいものです。
意識して口癖を言うのですから、最初は違和感があるのかもしれません。でも繰り返していけば、自然に口癖として定着していきますので、ご安心を。
"前向きな口癖"。これが一番身近な自己暗示術なのです。
「成功する」と言いきれば成功できる
この口癖と同じく、身近な自己暗示術としてあげられるのが、将来の自分像についてです。幼いころ、あなたの夢は何だったでしょうか?
最近では、「サラリーマン」とか、「公務員」と、現実的なことを言う子供も増えているようですが、そんな子供が大人になって、起業して成功したとか、誰もが認める成功者になったという話を聞いたことがありません。
逆に、一流スポーツ選手は、いつまでも大きな夢を抱き続け、何かにつけて、「私の夢は、オリンピックで優勝すること」などと言っています年齢を重ねるにつれ、多くの子供は夢が現実的なものになってしまいますが、こういった人たちは、いつまでも大きな夢を持っているのです。そして、そんな一握りの人の中から、その夢を現実にする人がでてきます。これも自己暗示術の一種です。
身近な例では、「私はこの先もずっと貧乏で、結婚もせず、不幸な一生を送るにちがいない」と言っている人は、本当に不幸な人生を送っています。逆に、不幸な状況にあっても、「私は絶対成功する」と言い切る人は、その逆境を跳ね返すことができます。
自分の言葉は、一番自分に響きます。知らないうちに、自分に暗示をかけるのですから、できるだけ前向きなことを言う習慣をつけましょう。
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